S1 E1-6

こちらからどうぞ




(Tim邸、昼。JennyさんとTimは、ソファでJennyさんの書いた作品を読んでいる)

Tim: "Sarah Schuster は、まるであなたがあなた自身の欲望を罵るように、
     あなたを罵ったからである・・・"

Jenny: どう思う?

Tim:  時々・・・君のことが怖くなるんだ。
     僕の前から姿を消す君をみて、君を失ってしまったかと思う。
     かと思うと、君は、僕の元に帰ってくる・・・これ(作品)と一緒に・・・・
     それでやっと、君が姿を消したのかが、分かるんだ。
     作品のためだったんだ、って・・・
     そんな君が側にいてくれて、僕は・・・誇りに思ってる。

(Jennyさんは目に涙をためて微笑む。そして涙が零れ落ちる)

Jenny: あたしが、あなたをどれだけ誇りに思ってるか・・・分かる?

Tim:   それが今日のゲームの前に知りたかったんだ。行ってくるよ。

(Timが席を立つ)

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(Bette邸、Betteが顔を洗っていると、捨てられた排卵期チェッカーを見つける。)

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(Bette&Tina邸ポーチ、Tinaが電話中。)

Tina: (電話で)うーん・・・ちょっとわかんないかも。Milk、何時から始まるの?
    Danaと一緒に行ってもらうっていうのはダメなの?
    いや、でもね、自分達がしなくてどうするの・・・Shaneだって絶対いるよ。
    うん、ね、そうでしょ。絶対いるよ。
    え?うそ、ほんと?

(Betteが何も言わずTinaの横を通り過ぎる)

Tina: (電話)あ、ちょっと待って。(Betteに)どこ行くの?

Bette: さあ。

Tina:  今日は7時半からじゃなかった?

Bette: そうよ。あなたは別に来なくてもいいわ。
      AliceとShaneと、でかけてくればいいんじゃないかしら。

(Betteは車に向かう)

Tina: もう・・・!(電話で)あのね、行けない、やっぱり。
     BetteがCACでスピーチするの。うん、そう。
     え?ううん、それは違うの。うん、じゃあね、楽しんでね。
     バイバイ。

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(Betteが運転していると、自転車をこいでいるKitを発見)

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(Kitの家)

Kit:Tinaがアンタを見るときは、アンタが黒人だとか白人だとかって、
   そういう風に見てるんじゃない。
   「わたしは、"この人"が好き」、そんな風に見てるんだよ。

Bette:彼女はただ、自分に都合がいいようにモノを見てるだけだわ。

Kit:  それか・・アンタが彼女にそういう風に見せてるのかもしれない。
     つまり、今まで大事ではなかったんだよ、このことは。
     ホラ、アンタが自分のことばっか構ってる間に・・・
     人が自分の中に見出すものに、無頓着になったってことはない?
     だから、人はアンタの中に、自分が見たいものを見るってことはない?

Bette:・・・何が言いたいの。

Kit:  なーにもないわよ!
     ただね、アナタは楽な方へ楽な方へ、と流されたんじゃないかと思ってね。

Bette:ああそう。すばらしいアドバイスだわ。(皮肉)

(Betteは傷ついて、立ち去ろうとする)

Kit:  ちょっ・・・こら、出て行くなっての!お願いだから!ほーら!

Bette:こんなこと言われるために来たんじゃないわ!!

(KitはBetteの腕をつかんで振り向かせる。)

Kit:  ホラ!アタシたち、もうこんなことやりあうのやめなきゃ!!

Bette:“アタシたち”!?

Kit:分かった。アタシ。アタシはいっつも逃げてきた。
   でもアンタは逃げないで。ここにいて、アタシの話を聞くんだよ。
   っていうのも、アンタが思ってるようなことを、アタシが言うわけじゃないからね。
   アタシたちの現実の共通点って何だと思う?
   愛だよ。
   これだけ違う、アタシ達をつなぐ架け橋。

(KitがBetteの顔に触れる。)

Kit:アンタはそれをたっくさん持ってるじゃない。
   どうしてわざわざそれを壊すようなことするの。
   ん?

Bette:(泣きながら)・・・・自分でも・・・自分でも分からないの・・・

(泣くBetteをKitは抱きしめる。)

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(Milk(ナイトクラブ)前。)

Dana:あ、じゃあShaneにかけたんだよね?

Alice: え!?アンタがかけたんでしょ?!

Dana: あんたにかけろって言ったじゃん!

Alice: いや、あんたがかけるって言った。

Dana: 違うって、あんたにかけろって言ったんだって!

Alice: ま、いいじゃん。来るってShane、来る来る。

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(CACでBetteがアートについてのスピーチ中)

Bette: 一体、「ポルノグラフィー」と「作品」の線引きは、どこでなされるのでしょうか。
     つまり、アートと、わいせつ物、何が一体違うのか・・・
     "A Group of Seven." で有名な、Laurie Papouによって、
     この議論は近年、脚光を浴びています。
     みなさん。Laurieをどうぞ拍手でお迎え下さい。

(皆拍手をする。BetteはLaurieの横のカウチに腰掛ける)

Bette: では、Laurie、このボディアートのどこまでが、一体作品とみなされるのでしょう。

(観覧席にいるTinaの横に座っている男性が、Tinaに耳打ち)

Guy: 彼女、最高だね。君のガールフレンド・・・

Tina: でしょ・・・?時々、あたしの彼女だって忘れちゃうくらい。(笑顔)

Guy: 君達は・・・本当にキレイだ・・・本気で言ってるよ。キレイだよ。

(居心地悪そうなTina)

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(ナイトクラブMilkにて、DanaとAliceがカクテルを飲んでいる)

Dana: 何で、こんなに気がめいるワケ。

Alice: 毎晩毎晩、毎週毎週、同じメンツ。
     これがこの流動的なクラブとオンナノコたちの実情。

Dana: はぁ・・・あっ・・あの子カワイイ。(と、指差す)

Alice: ああ。アタシの元カノ2人と寝てる。あの悪循環に近づいたらえらい目あうって。

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(夜景が広がる、マリーナ邸屋上)

Jenny:キレイ・・・

Marina:ここは・・・もうだめだと思ったときに、いつも来る場所なの。
      眠れなくて・・ただ横になって・・・日の出を見るときだってあるわ。

(MarinaがJennyの手をとり、引き寄せ、キス)

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(CAC、スピーチ後の立食パーティー)

Guy:・・・失礼かもしれないけど・・・2人でいるところを見ると・・・すごくセクシーだ!

(BetteとTinaが笑う)

Guy:悪気はないんだよ!

Bette:ええ、悪気があるととるには、ちょっと難しいわね(笑)

Guy:ちょっと飲み物を取りに行くけど・・・2人とも、何か飲みたいものはある?

Bette:私は大丈夫よ。ありがとう。

Tina:わたしも。

Guy: わかった。

(男が去る)

Bette:あのコ・・・・

Tina:わたしたちをナンパしてる・・・?

Bette:わね。

Tina:・・・男にナンパされるなんて、ひさしぶり(笑)

(BetteがTinaを物陰に連れて行く)

Bette:いいことを思いついたの・・・ちょっと、過激かもしれないけれど・・・

Tina:何何?

Bette:アナタ・・・今排卵期だったわね?

(Tinaがため息)

Bette:カレのこと、素敵だと思う?

Tina:カレって、いいアーティストなの?(笑)

Bette:そんなことどうでもいいわよ。

Tina:Dan Foxworthy(2人のカウンセラー)はどうするの・・・?

Bette:ハ?あーいいのよあんな奴放っといて。
     これは私達の人生よ。
     いちいち私達がしたいことに許可もらわなくたっていいわ。

Tina:でも・・・大丈夫・・?

Bette:私はアナタとの赤ちゃんがほしいの。
     一緒に作れば・・・それだけで、もう私には十分よ。

Tina: わかった。

Bette:ええ。

Tina: 本当?大丈夫?

Bette:ええ。大丈夫よ。

(2人は手を取り合って、さっきのナンパ男に話しかける)

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(ナイトクラブMilk。やっぱり来たShane。AliceDanaShaneで、オンナノコ品定め)

Dana:ああいうコはちょっとヤだ。なんか、結構遊んでそうだもん。

Shane:遊んでて何がダメなんだよ?(本当に不思議そうに)

Alice:おっ!あのコ!あーのー子は、まじカワイイ。
    しかも、新顔。だよね?ね?

Shane:若くて。(直訳は新鮮な肉)

Alice: 新顔。 (直訳は新しい血)

Dana:サックサク!!!(直訳はクリスピー!=意味不明)

Alice:・・・何てセンスしてんのアンタ。 (直訳は「違うから」)

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(Bette&Tina邸前)

Bette: (Tinaに)私だけを見ているのよ・・わかった?

(2人は男を家に案内する)

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(Marina邸、MarinaとJennyさんがH。Jennyさんは途中でなぜか泣き出す。)

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(Bette&Tina邸、寝室)

Guy: Tina、Betteを濡らしてあげて。
    (Betteに)今から君とするから、君はTinaにしてくれないかな・・?

Bette: ・・・それはちょっとできないわ。

Guy:  じゃあどうすればできる?

Bette: あなたはTinaとするべきよ。その間Tinaは私とするから。

Guy:  そうだね。なるほど。2人とも、横になってくれないか。

Bette: それは・・何?

Guy:  ん?

Bette: その・・・手に持ってるもの・・・

Guy:  ああ、これはコンドームっていうんだよ。ラバーとも言われるけどね。

Bette:それで・・何をするつもりなの?

Guy: んー・・そうだな・・ちゃんと君達のことを考えてるってとこさ。

Bette:・・・使ってほしくないんだけど・・・

Guy:  どうして?

Tina: 使わなくていいのよ。

Bette:大丈夫、私達には使わなくていいわ。

Guy: ・・・・やられたよ。
     そういやレズが男とヤろうってのは、精子を盗むためだったよな。
     悪いけど、他を当たってくれ。

(Bette邸の外。バイクに乗って、男は去る。
入れ替わりに、Timの車でJennyさんが帰宅。)

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(ナイトクラブ、Milkの前。)
(Shaneは「カワイイ!」と話題にのぼった女の子を見事ゲット。アリスとダナと別れる)

Alice:じゃねー

Shane:おう、電話くれよ。

Alice: 了解。

(AliceとDanaは一緒に帰り始める)

Alice: ウチ来る?

(DanaはAliceの顔をいぶかしげに見る)

Alice: アタシそんなに絶望的に見えるわけ?

Dana:(笑って)何言ってんの、あたしも違うってば!

Alice: Dana・・・あたしはたださ、

Dana: 何?

Alice: いるじゃん、友達と寝るヤツら。ああいうのはイヤなのね。

Dana: あたしも!

Alice: よし、よかった、じゃあ、絶対Hしない!

Dana: うん、絶対!何があってもしない!

Alice:  OK!

Dana: 絶対!

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(Bette邸寝室。)

Bette: 完全に・・・狂ったアイデアだったわね・・・

Tina: あたしはすごくいいアイデアだと思ったよ?

Bette: (笑顔で)本当に?

Tina: うん。

Bette:彼で濡れた?

Tina: ううん。

(TinaがBetteの足の間に手を滑らせ、Betteはため息をつく)

Tina:アナタで、ね。

(BetteがTinaにキス)

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(Tim邸。そーっと、Jennyさんが帰ってくる)

Tim:  Jenny?Jennyか?

Jenny:(涙を拭きながら)今行くわ・・・

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(Tim邸寝室。Jennyさんがベッドに入る)

Tim:   何か、いつもと違う匂いがするね、どうしたの?

Jenny: 新しい香水なの・・・

Tim:   そっか・・・でも前の方がいいかな・・・

(JennyさんはTimの手の甲にキス)

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(Alice邸)

Alice:っていうか、まだアンタしてないじゃんそういや!
    これ絶対面白いって!早く!

(例のチャート(LAのレズビアン相関図)にDanaの名前を載せたいAlice)

Dana: ・・・やってらんない。
     大体あたし今までで2人としかやったことないし。
     ていうか、それに触れたら殺す。

Alice: 大丈夫大丈夫。
     アンタがサカリだってのは、内緒にしとくから。

(マリワナに火をつけるAlice)

Dana: 分かった・・・

Alice: よし、で?

(Aliceが煙を吐き出すと、Danaの顔に直撃)

Dana: うわっ何すんの!!

(紙をペンを持ってきて、Danaと書くAlice)

Alice: はい、言って。名前。

Dana:15歳のときに、テニスキャンプで一緒だったカウンセラー。

Alice: あーそうそう、それね。

Dana:って、言ったよね?

Alice:うん。で、何て人?

Dana:その人今超有名だから、名前はムリ。

Alice: ハァ?んーじゃあ、Ralphにしよう。Ralph。

(と言って、DanaとRalphをつなぐ)

Alice: ハイ、次。

Dana: Melanie。

Alice: Mel・・・・やっぱりなー!

(DanaとMelanieをまたつなぐ)

Alice: (書きながら)怪しいなーとはねーずっと思っ・・・

Dana: 言ったよね?

Alice: いや、アンタからは聞いてないけど・・・まいいじゃん・・

(Aliceがもう一枚の紙を出してきて、二枚を横向きに並べる)

Alice: よし、じゃあ、アンタとあたし、何人でつながるか。

Dana:ムリじゃんそんなの(笑)

Alice: まあ見てなって。Melanieは、Heatherとヤったから・・・

(Melanieの横にHeatherを書き、つなげる)

Dana:うん。

Alice: で、Heatherと、Brooke

(Heatherと、Brookをつなぐ)

Dana: HeatherとBrooke!?

Alice: そういうこと。で、BrookeはNinaとヤって、アタシはNinaとヤった。

(自分の名前も含めて、全てを線でつなげるAlice)

Alice: ね?

Dana:ホントだ・・・すご・・・

(Danaが見やすいように、Aliceは紙をひっくり返す)

Alice: だから、4人。1、2、3、4。
     4人で、アンタとあたしつながるんだよ。

Dana:え、じゃあさ、あんたとTinaは・・・

Alice: あー、超カンタン。1人。

Dana: うん・・・

Alice: Bette。

(AliceとBetteとTinaをつなぐAlice)

Dana:なるほど・・・あ、そうだ、いいのあった。どう、これ?

(DanaはMandyと書く)

Alice: メッチャいいじゃん、これ。

Dana: でしょ?

Alice: ていうか、これはShaneとつながるんだけどね。

Dana: うわっ。

Alice:  うわっでしょ。
      Shaneの相関図は、一晩あっても足んないから。

Dana: 何かさ、レズの世界って狭くてクレイジーだよね。

Alice:  まあ、クレイジーかもしんないけどさ、狭くはないんじゃん。

(Aliceの後ろに、超巨大なLAのレズ相関図が映し出される)

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(Bette邸寝室、TinaとBetteH中。)

Tina: アナタの側にいられるなんて・・・(なんてラッキーなの、という意味です)

(キスする2人)

Tina: ねえ、こっちにきて。

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(Tim邸、朝、寝室。Jennyさんが起きると、Timはいない)

Tim: Jen? Jen、起きたかい?(とどこかから声がする)

Jenny:(ささやくように)どうしよう・・・どうしよう・・・どうすればいいの・・・

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(Tim邸キッチン。Timはテーブルをキレイにセットしている)

Tim: Jennyー?朝ごはん、準備できたよ!

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(Bette&Tina邸ポーチに、BetteとTinaが座っていると、そこにShane登場)

Shane: よっ。

Bette: どうしたの?こんな朝早くに。

Shane: 帰宅途中だよ。

Bette: ・・・・どこからかしらね?

(Shaneウインク。BetteとTinaは仕方ないなぁ、といった風に笑う)

Bette: 聞かなかったことにしとくわね。

Shane: 助かるよ。
      (2人を指差して)・・今、ヤったばっかりだろ?だろ?
      
(BetteとTina、ほほえむ)

Shane: 長く付き合っていても幸せそうな2人を見てると、希望をもてるよ。
       (寂しそうに)・・・っとそういうことで・・・そろそろ、行くよ。

Bette:  イイ子にするのよ?

Shane: ま、がんばってみるよ。             

(Shane立ち去る)

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(Tim邸、Jennyさんがテーブルにつくと、そこにはダイヤモンドリングが。
嬉しそうにJennyさんの顔をうかがうTimをよそに、Jennyさんは困惑気味。)


Pilot



終わりました!Pilot!挫折するかと思ったけど、大丈夫でした(笑)
それではみなさん、お楽しみください。
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by L-addict | 2004-11-13 02:19 | TLW
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