S1 E1-5

こちらからどうぞ




(Jennyさんがスーパーのレジで研修中)

Jenny:合計が77ドルだから・・・あ、カードをお返しします・・・
     えっとそれから・・・コレをおして・・・えっと・・・あ、サインお願いします。
     ありがとうございました!

Guy: またのお越しを。

Jenny:で、何だったっけ・・・(手順を思い出しながら、レシートをしまう。)

Guy:  どう?ここに住むの気に入ったかい?

Jenny: まだ・・わからないけど、そうだと思います。はい。

Guy:  でもさ・・・ホモ多いのとかって、気にならない?

Jenny: え?

Guy:  あ、誤解しないでくれよ。偏見とかはないんだけどさ。
     でも、いっつも君の彼氏にチェック入れてたりしない?

Jenny:ありませんよ!

Guy:  お客だ。

(Jennyが振り返ると、そこにはMarinaが)

Jenny:・・・すごい偶然・・・!

Guy:  必要なら、呼ぶんだよ。(と言って去る。)

Marina: (笑って) ほら、わたしにチェック入れてみて?

Jenny:あ・・・えっと・・・ごめんなさい。あの、昨日のこと・・(Radar)
     あんな・・あんな風に立ち去るべきじゃなかったのに・・・
     自分がバカみたいに思えて・・・どうしようもないバカっていうか・・・
     昨日は・・ちょっと、びっくりして・・・ひいてしまって・・・
     あ、それはゲイバーだったから、というのじゃなくて、だから、誤解しないで?
     何だか自分でも何してるのかわからなくて・・・
     合計は・・・54ドル5セントです。

Marina:客に上乗せするように、従業員にもお給料の上乗せ、
      ってわけにはいかないのかしらね。

(JennyがMarinaが買った品物を袋に詰め始める)

Marina:読書会に来たい?
      月曜日から、一週間よ。

Jenny:・・・Timに聞いてみないとわからないの・・・
     はい、どうぞ。(と言ってレシートを渡す。)
     あの・・Marina・・・?その読書会って・・・ゲイの人達の・・・・?

Marina:違うわ。ストレートの人もいるわよ。

(Marinaは品物が入った袋を手に取る。)

Marina:そのエプロンしてると、何だかとってもかわいらしいわね。

(と言って店を出るMarinaの後姿に釘付けのJennyさん、客に気づく)

Jenny: あ、すいません!

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(Tim邸)

Girl: 5組のカップルで、月に一度集まっているんです。55ドル以内ですよ。
    (賭けの話?)

Tim:そうなのかい?Jennyと僕はシカゴでよくやってたよ。
   Jennyは、ペテンがうまくてね(笑)

Jenny: ぺてんなんてしないわ!(笑)
      (女の子に)あたしはそんなことしないの。
      何でTimが私のことぺてんだっていうか知ってる?
      いっつも負けてたの、Tim(笑)

Tim:   それは違うじゃないか。1回、3ドルアップしたときだってあっただろ。

Jenny: へぇ、そうだった?

Guy:   明日、おいでよ。(他の人に)もう1カップルくらい、平気よね?

Tim:   よし分かった、じゃあ何時がだい?

Jenny: あの・・・行けないわ・・・読書会みたいなのがあって・・・

Tim:   だったら、電話してキャンセルすればいいじゃないか。
      もしかしたら、常連になれるかもしれないぞ?

Jenny: だめよ。もう約束したもの。

Tim:   じゃあ約束を取り消しなよ。そんな大したことじゃないだろ。

Jenny: だめなのは、それは月に一度だけだし、ずっと楽しみにしてたからなの・・
      ねえ、本当にあたしにキャンセルさせるの・・・?

Tim:   いや。行っておいで。
      (みんなに)悪いんだけど、今回はいけそうにないんだ。
      いつかまた誘ってくれるかい?

Guy:  ああ、もちろんさ。

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(Bette&Tina邸)

Bette: Hey。

Tina: Hey。Joeとでかけてるんだと思ってた。

(BetteがTinaにキス)

Bette: 彼に任せてあるから大丈夫よ。
     今夜はずっと一緒に過ごせるかと思って。

Tina:  ・・・今夜はムリなの。運動したいし、しないと何か気持ち悪くって。

(TinaがBetteの横を通り過ぎて玄関へ)

Bette: そうなの・・・電話するべきだったわね。

Tina:  そうね。

(Tina立ち去る)

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Jenny:Carolyn Seeがいたなんて、未だに信じられない!

Marina:でしょ?彼女はいつも、皆をその気にさせてくれるの。

Jenny:今夜来られて、本当に良かったわ!(と言ってMarinaの腕を持つ)
     すごくいい刺激になったもの!

Marina:良かったわね、それがこの読書会の醍醐味よ。

Jenny: ええ。

Marina:次は、あなたの作品を読んでみてはどうかしら。

Jenny:(笑いながら)それはイヤ!

Marina:なぜ?

Jenny: なぜでも。

Marina:あなたは、したくないことは何1つしなくていいのよ。

(2人はMarinaの車に乗り込む)

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(ジムのロッカーにて、着替え中のTina。上半身には何も着ていない)

Woman: Tina! 何してるの?

Tina:   こんばんは。ええ、ちょっと悪魔祓いを。
       (体の中に溜まってたいらいらなどを発散した、ということ)

Woman: 今日はとっても素敵ね。

Tina:    あたしですか?

Woman: ええ!

(Tinaの後ろにその女性が立って、Tinaの上半身に手を滑らせる。)

Woman: あなたの広背筋、くっきり出てるわね。いい感じ。
       大臀筋のストレッチは、ちゃんとしてるの・・・・?

(と言って、Tinaのオシリを触る)

Tina:   (むりやり笑って)あの・・・帰ります・・・
      Betteがあたしのために帰ってきてくれたの。

(TinaがすばやくTシャツを着る)

Tina:  あたしったら何考えてたのかな(笑)

(Tinaはドアに向かう)

Woman: Tina?

(Tinaが振り向く)

Woman: かなり少数にだけど、プライベートレッスンをしようとしてるの。
       興味あったら教えてくれる?

Tina:   あ、はい、考えておきますね!(とムリヤリ笑う)

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(Jennyさんの家の前)

Marina:おやすみなさい。

Jenny:おやすみなさい。今夜は・・・本当に楽しかったです。

Marina:それはよかったわ。(笑顔)・・・おやすみなさい、楽しい夢をね。

(JennyはMarinaをしばらく見つめ、車を降りる。)

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(Bette&Tina邸)

(寝室でめがねをかけたまま寝ているBette。
Tinaは、そっとめがねを外してあげる。)

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(翌朝Bette&Tina邸の庭。Betteはノートパソコンを膝においている)

Bette:ねえ、Dan Foxworthyにまた会いたいっていうなら、いいわよ。

Tina: 予約入れるから、いつがいいか教えて?

Bette: (いらいらして)予約を入れて、それを私に教えたらどう?

Tina: 明日の3時半。

(Betteはため息をつく)

Tina: 1人で行くつもりだったけど、あなたが来てくれるなら、その方がいい。

(Betteはパソコンを閉じて、家の中に入る)

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(Tim・Jennyさん・Randy・Carol(Randyの妻)がレストランで食事中)

Tim:   じゃあ、JennyがLAに来てくれたことに・・・乾杯。

Jenny: 乾杯。

(それぞれワインを飲む)

Tim:   (Jennyさんに)来てくれて嬉しいよ。寂しかったんだ。

Jenny: あたしも、さびしかった。(と、Timにキス)

Carol: カワイイと思わない?

Randy: ああ、愛らしいな。

Tim:   (赤面)いいよ、そういうのはさ、ほら、頼もう。

(AliceとTina、 Bette、 ShaneとMarinaがテーブルに案内されている。
TinaはBetteと一緒には歩いていない。)

Alice: (Tinaに)アンタたちって、まだケンカしてんの?

Randy: (ウェイターに)そうだな、ただ焼くだけにしてくれないか?
      妻は、あんまり僕に揚げものをとってほしくないみたいでね。

Carol: 当たり前でしょ。見なさいよ、このお腹!

(Timが、後ろを通り過ぎるTinaたちを見つける)

Tim:   おっ、こんなところで会うなんて。

(MarinaがJennyに手を振る)

Marina:こんばんは。

(Jennyがビックリして、Marinaの後姿を眺める)

Randy:すごい色気だな・・!レズビアンには見えないよ、まったく。

Carol: Randy!!

Randy: 何だよ?

Tim: (Jennyさんに)Marinaはレズビアンじゃないだろ?

Jenny:全然知らないわ。(と言ってワインを飲む)

Randy:まあ、もしそうだとしたら、きっとあの金髪のカワイイ子とデキてるな。

Carol:・・まあ、彼女がカワイイって・・・?

Randy:いや、誰も寝たいとは言ってないだろう。ただ・・・

Carol:ならアタシはあのロックスターみたいなコ(Shane)がいいわ。
     もし女と付き合えっていうんなら、あのコがアタシのタイプよ。

(Marinaが席を立ったのを見て、Jennyさん・・)

Jenny:お手洗いに行ってくるわ。

Tim: (CarolとRandyに)ここのワインは悪くないね?

(トイレにて)

Jenny:ここで何してるの。

Marina: あなたがここでしてることと同じじゃないかしら。

Jenny:・・・吐き気がするくらいにイヤだわ。

Marina: そう・・・?

(2人が黙ったまま時がすぎる)

Jenny:・・・もう1回会ってもいいわよ。(直訳・また会いたい)

(MarinaがJennyさんを引き寄せるが、お手洗いにいた女の人に見られる)

Jenny: やめて。もう行くわ。

(Jennyさん去る)

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(Tim邸、Jennyさんの小部屋。Jennyさんは書きものをしている)

Tim: The Planetでコーヒー買って来たよ。

(Jennyさんの後ろに立って、Jennyさんの書いたものを読み始める)

Tim: "そして彼女は、まず最初のベールを脱いだ・・・”

(Jennyさんがスクリーンを慌てて閉める。
ちょっと腹を立てて、出て行ってしまったTimを追うJennyさん)

Jenny: ごめんなさい。

Tim:  どうしたんだ?

Jenny: 最近、ちょっと緊張してるの・・・
      あなたは毎日学校でコーチをしたり、することがあるのに・・・
      あたしは、一体自分が何をしているのか、全く分からないの・・・

Tim:   そうかな・・・?僕は、Jennyはよくやってると思ったよ?
      というか、君は書いてる。
      それが君の仕事で、君の望むことだろ?
      それに、友達だって何人か作っただろう?
   
Jenny:  何だか・・怖くて・・・どうしたらいいか分からなくて、困惑してるの・・・

Tim:    僕のことまで怖がることないよ。僕は君の敵じゃない。

Jenny:  ええ、知ってるわ。

(JennyさんはTimの膝に座る)

Jenny:  あなたは・・・これ以上ないくらいに色々してくれるもの・・・

(キスしたところに電話が鳴る)

Tim:    出てくれるか?

(Jennyさんが電話に出る)

Jenny: (電話)もしもし?こんにちは・・・はい、ええ、大丈夫です・・・はい。さようなら。
      (電話を切って、Timに)さっきのは・・・あの、Marinaで・・・
      土曜日の夜、ディナーに誘われたの・・・
      何も予定なかったよね・・?もしあったら、あたしキャンセルするから・・・

Tim:   いや、なかったよ、楽しんでおいで。

Jenny: 読書会のことについて話そうっていうことなんだけど、でもね、Tim?
      Marinaにかけなおして、やっぱりやめるって言った方がいいと思うの。
      あなたと一緒に時間を過ごした方がいいと思うの・・・

Tim:   Jen、僕はバスケットの試合に行くんだし、行っておいで。
      Marinaとディナー、行っておいでよ。心配いらないよ。

Jenny: わかったわ・・・

(Jennyさんは出て行く途中にTimの肩に手をやる)

Jenny: ありがとう・・・

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(Danのオフィス。Betteは相変わらず遅刻。)

Tina: あの、彼女、来るって言いましたので・・・

(Danは時計に目をやる)

Tina: ちょっと、いきなり切り出したので・・・

Dan: ということは、もしかしたら来ないかもしれないと思ってる?

Tina: わかりません。

Dan: 恐らく、君のことについて話をしたほうがいいのかもしれないね、それで・・・

(満面の笑みのBetteが入ってくる。)

Bette: 遅れて申し訳ありません。でも、すごくいい言い訳があるの!
     完璧なドナーを見つけたわ。

Tina: 誰なの?

Bette: Marcus Allenwoodよ。
     彼はアーティストで、次のWhitney Biennialに選ばれたばかりなの。
     ちゃんと全てを話してきたわ。

Tina:  でも・・・あたしは会った事も見たこともないのに・・・

Bette: ないけど、どんな人間が最適か、私は完璧に把握してるわ。
     彼は完璧よ。
     それに彼には子供もいるから、彼の精子で妊娠できるって保障もあるわ。

(Danは興味深そうに2人を見ている)

Tina: あたし、は、会った事、ないの。

Bette: 明日会うわ。11時に彼が家に来るから、彼と精子バンクに行くのよ。

(TinaはDanを見る)

Bette: (Dan) 彼はあさってにはケルンに行くんです。
      グループショーに関わっているから・・・
      (Tinaに)Tee、彼は喜んでやってくれるって言うの。
      その精子を冷凍して、次のあなたの排卵期に使えるわ。

(Tinaは言葉が出ない。)

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(翌日11時、Bette邸。ドアを開けるとそこには大きな黒人男性が。)

Tina: M・・・・Marcus?

Marcus: Tina・・・だね?

Tina:え・・っと、ちょっと寝室に忘れ物したから、あの・・・
    あ、どうぞ、あの・・座って待ってて・・・・
    それから、精子バンクに・・・・ちょっと、待ってて・・下さい。

Marcus: ええ。

(Tinaはベッドルームに向かい、ベッドルームで独り言)

Tina:もう!!!何でこうなるの・・・・・・・・・・・・・・。
    大丈夫・・・大丈夫・・・・・・・・落ち着かなきゃ・・・・・

(Marcusがブラックだと知らなかったTina、必死で焦りを隠す)

(Marcusの元に急ぐTina)

Tina: 行きましょうか。

Marcus: Tina・・・Betteに聞いてなかったのかい?
      僕が黒人だったってこと・・・

Tina: 全然聞いてなかったけど、それは、つまり・・・
     全然そんなこと問題にならないからで・・・えっと、そうだと思わない?

Marcus: それには僕は答えられないよ。

Tina: そうね・・・あ、それより・・・えっと、もう行ける?

Marcus:ええ。

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(精子バンクにつく)

Tina: (受付に)こんにちは。Tina Kennardです。
     あの・・・友達と来ていて・・・登録を・・・

Receptionist: Marcusね?

Marcus: はい。

Receptionist: HIVテストはもう済んだ、と書かれてありますが・・・

Marcus: ええ、書類は全て揃えてあります。

Receptionist: では、あとはコレだけですね。(と言ってカップを渡す)
           お手洗いはホールをまっすぐ行って左手にあります。
           こちらの雑誌は・・・もし必要なら、使ってくださいね。

(Tinaが引き気味に笑う)

Marcus: ははっ・・Tina、すぐ戻るよ。

(Marcusが去る)

Receptionist:すごい一大決心ね・・!

Tina:       でしょ?

Receptionist: よく考えての決断みたいだから、何も言わないけど・・・
           だって、彼みたいに体の大きい男性の子供は、
           それを継いでやはりすごく大きいものね。
           Cセクションで、よくそのことチェックしてみたらいいと思うわ。

(Tina呆然)

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(The Planet、夜。)

Bette: (Aliceに向かって)何かあった?

Alice: あ・・・えっと、Tina、奥にいるから・・・

Marina: (AliceとDanaに) じゃあまたね。

Alice: バイバーイ。

Dana: また今度ー

Bette: (笑顔で)どうしたの?

Tina: (びっくりして)・・・何でここにいるの・・・?

Bette:コレよ・・・Aliceからのあいまいでわけがわからないけど、
     とにかく緊急っていうメール。

Tina: アナタのせいで、すごい気まずい思いをしてるの。
     何でMarcusがブラックだったって教えてくれなかったの!?

Bette:そんな・・・それは・・・多分・・言うべきだったのだろうけど・・・
     それがあなたにとって大事になるとは思ってなかったのよ・・
     あなたが黒人ドナーがイヤだとは考えたこともなかったし・・・

Tina: 誰もイヤだとは言ってない。ただ、話し合うべきことだと思ってたの。

Bette:Tina・・?話し合ったでしょ・・・?
     初めのころに、母親になるのはアナタの方で、
     アフリカンアメリカンのドナーを見つけようって・・・
     それだと、子供はより私とあなたの子供に近いから・・って・・・

Tina:でも・・あたしは準備できてなかった。

Bette: ・・・何を・・・何に準備が必要なの・・・?わからないわね。
     一緒に人生を歩もうという誓いのほかに、準備しなければならないことは何?

Tina:聞いて、Bette。
    あたしは・・・ハーフブラックの子の母親になる準備はできてないと思うの・・・
    だって・・・ブラックであることはどういうことかって・・・あたしは分からない。

Bette: (泣きながら)・・・そこは・・・
     その分野については・・・私が担当する・・・つもりで・・・

Tina: それから何よりも・・・子供は2人の母親を持つのよ・・・?
    それを・・・それを背負うだけで、子供は精一杯だって・・・
    ・・・そう思わない・・?

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(Danのオフィス)

Dan: (Tinaに)あなたのMarcus Allenwoodに対する反応は、
    正直なものでありガなら、Betteのアイデンティティを否定するものであった、と。

Tina:Betteのことは・・・Betteのことは愛しています。
    Betteという人間を・・・でも、どういう反応をすればいいか・・わからなくて・・・

Dan:それが、何を示しているか、お分かりですか?

Bette: (ムッとして)つまり、私達にはまだ子供を持つ準備ができていない、と?

(Tinaがうつむく)
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by L-addict | 2004-11-12 01:48 | TLW
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