Guin

ギャビギャビ役、グイネビアターナーのインタビュー




TLWにおいての、脚本のプロセス。
何時間もただ話しあうことから始めます。
その中から、6、7話ほどをばらばらに散って、作り出します。
もう一度アイデアを出し合うために集まって、
そしてまた散らばり、残りの6、7話を完成させます。
それから書き直して・・などですね。
大抵、結果として、話し合いの相手のことをよく知ることになります。
個人的な話を共有しますからね。
まずは8、9人の脚本家を使います。
それから、アイリーンとローズ、私で推敲を重ねるんです。

現在シーズン2の何話目を手がけているのですか?
アイリーンがフィナーレを撮っています。
6月に脚本を書き上げていましたが、TVの仕事は大量の変更を伴います。
私の仕事は終了していたのですが、アイリーンに、夏の終わりに
「お願いだから力を貸して!フィナーレを根本的に変えようと思ってるんだけど・・」
って、急に呼び出されたから、大急ぎで10日間書きに書いて、
それでやっと脚本の仕事は終わったの。
シーズン2では、脚本は1に比べれば楽でしたね。
キャラクターと俳優達と、彼女たちに何ができるか、分かっていましたから。

アイリーンがDVDでベットとティナの人工授精に関してのエピソードは
彼女自身の経験を元にしているとコメントしていましたが、
あなたの経験に基づいたシーンやエピソードはありますか?(シーズン1)

レズビアン男性のリサは、私が聞いた、
「レズビアン男性がミシガンウーマンフェスティバルに入れなくて激怒した」
という話が元になっています。
リサというキャラクターが登場したいきさつは、
スタッフにそのフェスティバルの話をしていたときに、
何気なくその話、そのリサという男性の話をしたんです。
すると「リサって名前の男性?気に入ったわ!登場させましょう!」って。
レズビアンたちと話すことは、アイデアの宝庫。
そこがこの仕事のおもしろいところです。
例え人に「もしTLWを見て"アノ"話が出たら、覚えてなさいよ!」と言われてもね。

ダイナショーのエピソードに関しては?
前年度のダイナショーに初めて参加したとき、
「激しくて、レズビアンの雰囲気むんむんだから、使える!」って思ったのが始まりです。
いつもダイナショーのアイデアは持っていて、息抜きというよりも、
「これは(レズビアンの)春休み!」でしたね。
女性ばかりが朝の4時にビール片手にドンチャン騒ぎ、
「これだ!絶対これをエピソードにしたら盛り上がる!」って参加してみて思いました。

(裏話)
ダイナショーのエピソードを担当したのは私で、撮影はローズでした。
背景を撮っていたときに私は踊っていて、突然
「グイン!(あだ名)あんたは入っちゃダメじゃん!!」って声を聞きました。
私はギャビーを演じているから、ということだったんですが、
「ま、ギャビーならいそうだよね」ということで、カットせずに残っています。
だからじっくり見ると、ワタシが踊っているのが分かりますよ。

ファーストシーズンでお気に入りのシーンは?
ケリーリンチがキットにレオナルドコーヒンの歌を歌うところです。
ケリーの中に、あのキャラクターが内在しているのが、とても好きなんです。
そしてパム(キット役)がストレートの女性としての境界線を保とうとしつつも、
2人の間のロマンスに揺れてしまう、という葛藤も・・・
ケリーは、あの衣装がとても似合っていました。
みんなケリー、そしてアイヴァンのことを大好きになり、
どれだけ多く出演して頂けるか知りたくて、うずうずしていたんです。

もう1つのお気に入りは、ダイナショーのエピソードでの、アリスの回想シーン。
アリスが初めて女性と恋に落ちたときの話です。
レイシャヘイリーの類まれな才能のおかげで、素晴らしいシーンになりました。
実は、あれは私が最初に持っていたアイデアではないんです。
元々、フットボールゲームの外野席の下で、アリスと女の子が出会う、というものでした。
「2人は酔っ払っていて、Hして、女の子がアリスに向かって吐いてしまう」
というオチだったんですけどね。

アリスの母親が車の中でした話ですが・・・(ダイナショーエピ)
ええ、あれは元のシナリオのほんの一部です。
レイシャが音楽的なシーンを入れたいと言ったので、書き直したんです。
書き直してよかったと思っています。

カミングアウトのエピソードは、とてもよくできていましたね。
書いててとても楽しかったですね。
視聴者の皆さんが、彼女達のカミングアウトの話に興味を示すくらいに、
キャラクターのことを把握しているかどうかを心配していましたが、
その心配はなかったようでほっとしています。

書き直したいシーンは?
リサを、もっとアナーキーでパンク調にしたかったんです。
あのように優しい、フレンズのあの召使みたいな感じではなくて・・・
なぜなら、リサは誠実よりも、もっと狡猾なイメージを持って去っていった気がするので。

それから、ジェニーが車で町に戻ってくるときにマッシュルームをした話ですが、
私の中では、同乗した彼はもっと若く価値があって、といった感じでした。
しかし、もっと優しい男の子のところを、風変わりな風に演じられてしまったんです。
残念でしたが、TVの仕事をしていて学んだんです。
書くのは私の仕事、その次にその役や脚本を発展させるのは、役者の仕事だ、と。

エピソード6のあのおかしなアジア人女性に関しては?
私は、ああいうキャラクターを書いたのではありません。
しかし、TVの仕事というのは本当に興味深いですよ。
彼女を演じた女優さんと監督が話をした結果、
あのようにヒステリックなアジア人女性のキャラクターができあがりました。
最初は、あのようなキャラクターを書いていたのではなかったんです。
あるブログで、私がいかに差別主義者か、ということを書き連ねてありました。
読んでいてとても辛かったです。

1番描きづらかったキャラクターは?
シーズン1では、ティナです。
彼女はベットの恋人であるということのインパクトが大きかったので。
私達は、いかにティナのアイデンティティを強調できるかを探しましたが、
そこまでティナというキャラクターを発展させられなかった気がします。
ティナというキャラクターを、ただのつまらない役だと思われてはいないか、
私達はとても心配していたんです。
シーズン2では、もっとたくさんのティナと、ティナの側面を見ていただけます。
ところで、ティナはローレルと誕生日なんです。

お気に入りのキャラクターは?
アリスが書いているときに1番簡単で楽しいキャラクターです。
なぜなら、彼女は楽しいし、レイシャはいつもユーモアを持って演じてくれるからです。
それに、いつも軽くて皮肉屋だということも挙げられますね。
シングル女性としての意見を持っているので、聞いていて面白いですし。

レズビアンとバイセクシュアル間で色々問題が起こったりしているにも関わらず、
アリスをバイセクシャルと描いたことへの反応は?

皆、アリスがバイセクシュアルであることを忘れていると思います。
いつも私はバイセクシャルとアリスは言うけれど、実はそうではなく、
きっと「あたしって柔軟なの」という態度をしているだけなんじゃないか、
と皆でジョークにしています。
しかし、リサの場合は例外でした。
彼女はもうバイセクシュアルを演じる余裕がなかったんです。
ジェニーのバイセクシュアリティが、バイセクシュアルに対する批判を
請け負ってしまうようになり、アリスの方には、そこまで注目が行かなくなっています。

シーズン2では、うざいジェニーをどうにかしてくれるんでしょうか。
TLWに関わるスタッフは、いかに視聴者がジェニーにムカついているか、
全て承知の上でシーズン2に取り組んでいます、と言うにとどめておきます。
シーズン1ですでに彼女には「お前は何がしたいんだよ」と思われているでしょう。
ですので、シーズン2では違った方向に彼女を持っていきました。
(・・・コレに翻弄されるミアたん、かわいそうかも・・・)
ジェニーの最後のシーンはとても好きでした。
3人で(水族館男とロビン)でゲームをするところです。
優しい雰囲気が漂っていたから。
険悪にならずにああいう風にシーンが終わったことがとても気に入っています。
アンは、ロビンをとてもうまく演じてくれました。

シーズン2では、たくさんの著名なゲストが出演しますよね、
サンドラバーナードやカムリン・・・ジェーンリンチ・・・

ええ、ジェーンは本当に素晴らしい女優です。
日曜日のパワーアップイベントで、彼女は本当に素晴らしかったわ。
それから、ジェニファービールズ!!彼女はもう、最高よ!!
「WOW!!」って言う以外になかったくらい。

彼女のスピーチは素晴らしかったですね?
特にみんな疲れきっていたときの、あの・・・
そうですね。
あの日あの部屋にいた全ての人がステージに集中したのがあの瞬間だけでした。

最近、TLWのほかに何をしていますか?
The Bettie Paigeという私が脚本を担当した映画がもうすぐ終わりそうで、
ベルリンフェスティバルで披露されると思われます。
Blood Rayneという私が書いたアクション映画(ミシェルロドリゲス!)は製作段階です。
本格的に動き出すのは、来年辺りでしょう。
突然ペニスが生えてしまった5人のレズビアンを描いたHungも製作段階です。
これは私が脚本監督を担当しています。
来年のゲイレズビアンフィルムフェスティバルに間に合わせるつもりです。

役者を続けたいですか、それとも監督脚本に回りたいですか?
役者は続けられるだけ続けたいですね。
女優は、あなたがスーザンサランドンなら話は別ですが、
年をとると仕事が回ってこなくなってしまいます。
でも脚本や監督は、年をとってからでもできる、
TLWに置ける私の役は今のところないので、
最低でもシーズン3が決定するまでは、別の仕事を探しています。
でも、もうシーズン3は決定するだろうなと見ています。
これだけ有名になったんですから。

TLWがこれだけ有名になったことことに、驚きを感じますか?
ええ、もうわくわくしています。
インターネットでは色んなファンがいるし、とてもいいことですね。
シーズン2のネタバレはとりあげないでほしいと思っていますが、
多くの人がすでにシーズン2のことを考えて下さっているということは、
とても嬉しいことです。

レズビアン女性の次にこのTLWを楽しんで下さっているのは、
実はストレートの女性達です。
ストレートの女性達と、私の父親ですね。
彼は本当にTLWを気に入ったようで、
いつもEメールでシーズン2はどうなるのか、と聞いてくるんですよ。
"ジェニーはゲイになるって決めるの?何でベットは浮気したの?"など、
本当におもしろいんです。
皆、DVDのことを聞いてもきました。
"8話早くもう一回みたい!いつ出るの?"って。
やっと発売になって、嬉しいですね。

でも、特別映像やNG集などはなかったですね・・・
えっそうなんですか?それは驚きですね・・・みんなNG集は大好きなのに・・・
皆でNG集を見たい、とメールなりで言ってみるといいと思います。
たくさんありますし、視聴者の希望なら、きっとシーズン2DVDでとりあげるでしょう。
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by L-addict | 2004-12-24 21:00 | TLW
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